バンコク到着日
・バンコク国際空港到着。PAIスタッフが、BNH病院(またはホテル)までご案内します。
・手術前夜を、当院個室スイートにて宿泊。
手術当日・午前
・ 手術担当医との手術前問診。質疑に一つ一つ丁寧にお答えします。手術 方法やリスクの説明があります。
・ 日本での診断書類等の確認。
・ BNH病院の個室に入院手続き。病院の治療受諾書に署名して頂きます。
・ 手術前の問診が終わると、BNH病院の健康診断があり、手術は通常午後2時頃から始まります。
手術当日・午後
・ 直腸をきれいにするため、看護師が浣腸を行います。
・ シャワーで体を丁寧に洗ってください。
・ 手術前の鎮静剤の点滴。
・ 手術室に入り全身麻酔を行い手術に備えます。手術所要時間は約3時間です。
翌日~5日目(手術の翌日から)
ベッドで自由に体を動かすことや、普通の食事を取ることが出来ます。尿カテーテルと新膣からのチューブからの出血に驚かないでください。これは手術直後には普通にあることで3日以内に止まりますので、気にしなくても大丈夫です。尿カテーテルのせいで排尿したい気分になりますが、これはカテーテルのおこすイライラ感のせいで、実際には出ないので気にしないでください。術後から24時間はにぶい痛みが伴うことがありますが、ほぼ3時間おきに看護師が鎮痛剤をうってくれます。時間が経つにつれ、痛みは徐々にひいて気にならなくなります。
早い人は手術の翌日からベッドから降りて室内を歩くことができます。術後2日目からは廊下を歩いて歩行訓練できるようになります。
術後5日目
術後5日目には担当医がカテーテルと手術部分を覆うガーゼをとりはずします。シャワーを浴びながら女性として初めての排尿もできるようになり、担当医師が患部を確認後、退院してホテルに移ることが出来ます。
術後6日~10日目
この5日間は、ホテルにてゆっくり休養することが大切ですが、適度に身体を動かすのは回復を早めますので、 短時間の外出は問題ありません。なお、術後7日目にはPAIに来院して頂き、ダイレーター(膣拡張器)の講習を受けて頂きます。術後11日目 担当医の診断で問題なしと許可がおりましたら、観光やお買い物に外出しても差し支えありません。
術後12日目
この日は来院し、医師による外陰部の抜糸、および帰国前の最終的な回復状況診断及び薬を処方されます。その際、法律に基づき正規の性別適合手術を受けたことを証する証明書をお渡ししますので、これを日本の役所に提出して法律上の性別変更の手続きを行ってください。
13日目
PAIスタッフがバンコク国際空港までお送りいたします。ご無事で帰国されますよう、スタッフ一同お祈りしております。
バンコク到着から帰国までは普通14日か15日間を予定して頂ければ十分です。スケジュールに余裕のある方は、引き続きタイでの滞在をお楽しみになってからお帰りください。
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