2010年8月25日水曜日
スワンナプーム空港に鉄道アクセス
スワンナプーム空港に鉄道アクセス
バンコクのスワンナプーム国際空港にやっと都心と結ぶ鉄道サービス、エアポートリンクが開通し、8月23日から正式運航を開始したというニュースです。
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バンコク都心と空港間は約28キロメートル、これまではハイヤー、タクシー、中古車みたいなリムジンバスしかアクセス手段がなく、利用者からもとかく評判がよくなかった。
この空港鉄道線は、バンコクの高架鉄道BTSスカイトレインやMRT地下鉄と同じドイツのシーメンス社の車両と運行システムを使うものです。空港線には二つの運行システムがあります。
「エクスプレス・ライン」(30分間隔)
空港 - マカサン駅 ノンストップ便 所要時間15分
料金100バーツ(約¥270)
「シティライン」各駅停車便
空港 - パヤタイ駅 8駅で各駅停車する 所要時間30分
料金15バーツ均一 (約¥40)
運行時間: 午前6時から翌日午前0時まで
表示の料金: 年内のみ有効で、来年から通常料金に値上げ予定
海外から到着する旅行者は都心に近いエキスプレスライン終点のマカサン駅を利用することになります。ここからはタクシーを利用して目的のホテルなどに向かうことになる。荷物が多い場合などには空港からタクシーに乗った方がドア・ツ・ドアで便利ともいえる。また単身の身軽な旅行者には鉄道が便利で、経費もすこし安くあがりそうです。
一方、シティライン線は地元バンコキアンや交通不便な郊外に住む人々の利用が中心になりそうで、通勤や通学に利用するひとも多いと推測されます。
なお、マカサン駅には航空便利用旅客の預け入れ荷物のチェックインカウンター設置が計画されているものの、利用できるのは来年初めになるとの見通し・・・・ということは現実的には来年半ばごろから?
6月より試運転を実施しており、この期間は一日あたり17,000人のお客を運賃無料で運び、安全性を確かめ、また運行システムの習熟期間とした。シーメンスの運行するBTSやMRTは大きな事故は起こしていないので、エアポートエキスプレスも乞うご期待というところです。利用客からとかく評判の悪かったスワンナプーム空港ですが、すこしは失地挽回となるかどうか。
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